BD Horizon Brilliant™ Blue Dyes

製品の特長

  • 弱陽性集団を高精度に分離
  • 従来色素よりも少ない蛍光漏れ込みによりパネルデザインが簡単
  • マルチカラーのパネルデザインでより明るい蛍光色素が使用可能
  • BD Horizon Brilliant™ Blue 515 (BB515) はFITCに、BD Horizon Brilliant™ Blue 700(BB700)はPerCP-Cy™5.5.に代わる高輝度色素


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BB700 Spectra

Figure 1. BB700 の励起・蛍光スペクトル Ex Max: 485 nm, Em Max: 693 nm

PerCP-Cy5.5 に代わる高輝度色素

BB700 はPerCP-Cy5.5 に代わって使用できる非常に高輝度な蛍光色素として開発され、BB515 と同様に弱陽性細胞集団の解析に適しています(Figure 2)。Figure 2C は、PerCP-Cy5.5 のような輝度の低い色素ではCD279(PD-1)の発現が低く評価されてしまうのに対し、BB700 のような高輝度色素を用いればCD279 陽性細胞を十分に分離でき、より正確な解析結果を得ることができることを示しています。

BB700 - Fig2 Hu CD4 Comparison

Figure 2.(A) 溶血した全血をヒトCD4 BB700(クローンSK3, BD Biosciences, 青)、PerCP-Cy5.5(クローンSK3, BioLegend, 緑)PerCP-eFluor® 710(クローンSK3,eBioscience, 赤)またはPerCP-Vio® 700(クローンREA623, Miltenyi, 茶)で染色した(試薬使用量は各製品の推奨量を用いた)。 (B) 溶血した全血をヒトCD19 BB700(クローンSJ25C1, BD Biosciences, 青)、PerCP-Cy5.5(クローンSJ25C1, BioLegend, 緑)、PerCP-eFluor® 710(クローンSJ25C1, eBioscience, 赤)またはPerCP-Vio® 700(クローンREA675, Miltenyi, 茶)で染色した(試薬使用量は各製品の推奨量を用いた)。 (C) 末梢血単核球層(PBMC)をCD279 PerCP-Cy5.5 またはBB700 とCD8 BV510で解析した。プロット中にはCD3 陽性細胞を表示した。

BB700 - Hu PBMC CD3

Figure 3. ヒト末梢血単核球(PBMC)を抗CD3 および抗CD28 を用いて72 時間刺激し、ヒトLAG-3 PE およびヒトPD-1 BB700(左)もしくはPerCP-Cy5.5(右)で染色した。死細胞の除去にはBD Via-Probe™ Red Nucleic Acid Stain を用いた。PD-1 とLAG-3のドットプロットでは、BD Via-Probe™ Red Nucleic Acid Stain 陰性の生細胞集団を表示している。

マルチカラーパネル作成に有用

BB700 はPerCP-Cy5.5 よりも、405 nmおよび561 nmレーザーによる励起が少ないため、これらのレーザーの複数の測定チャンネルへの漏れ込みが少なくなっており、この点はBB700 がマルチカラーパネルにとってより有用であることを示しています(Table 1)。最大励起波長485 nm、最大蛍光波長 693 nm のBB700 はBlue レーザー(488 nm)で励起することができ、PerCP-Cy5.5 と同じフィルター(例えば695/40 nm)で検出が可能です。(Figure 1)

BB700 - Spillover Comp Table

Table 1. 様々な蛍光色素標識のヒトCD4 の蛍光補正値の比較
すべてのデータは、BD LSR Fortessa™ X-20 フローサイトメーターで測定した。すべての主要な測定チャンネルでデータを取得するため、UV, Violet, Blue レーザーのデータと、Red,Yellow-Green レーザーのデータはそれぞれ別の機器で測定した。蛍光補正値は使用するフィルターと光電子増倍管(PMT)の電圧によって変わるため、この表は2つの色素間の相対的な比較を示している。

細胞表面および細胞内染色実験に使用可能

BD Horizon BB700 は、細胞表面および細胞内染色のプロトコルで使用される様々なバッファーで使用することができます。膜透過処理の前に細胞の表面抗原を染色する場合、高濃度アルコールをベースとするBD Phosflow™ permbuffer III のようなバッファーを使用すると、PerCP-Cy5.5 は検出できなくなってしまいます。しかし、BB700 はBD Phosflow™perm buffer III でもその染色性を維持できるため、細胞内染色実験で使用できる理想的な蛍光色素です(Figure 4)。

BB700 - Perm Buffer

Figure 4. 溶血処理をした全血を、推奨量のヒトCD4 BB700(クローンSK3, BD Biosciences, 青)、PerCP-Cy5.5(クローンSK3, BD Biosciences, 緑)、PerCP-eFluor® 710(クローンSK3, eBioscience, 赤)またはPerCP-Vio®700(クローンREA623, Miltenyi, 茶)で染色し、洗浄後にBD Phosflow perm buffer III で処理し、洗浄後にフローサイトメーターで測定した(右)。膜透過処理用のバッファーに適合しているCD4 BB700 だけがその染色性を保つことができた。また、Control(左)では溶血した全血を同じ試薬で染色し、BD Phosflow perm buffer III で処理をしなかった場合の結果を示している。


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BD flow cytometers are Class 1 laser products.